丸山隆司氏からの提案を受けた対談集である。大竹氏は、ご存じのようにファンドマネジャーを生業とされている。彼の貨幣についての観念「貨幣・言語・宗教」をマネタリストの立場から貨幣を実体論ではなくノミナルなものとしてアプローチしている。
■ 商品説明
丸山隆司氏からの提案を受けた対談集である。大竹氏は、ご存じのようにファンドマネジャーを生業とされている。彼の貨幣についての観念「貨幣・言語・宗教」をマネタリストの立場から貨幣を実体論ではなくノミナルなものとしてアプローチしている。
■ 商品仕様
製品名 | 大竹愼一『かぐや姫は、じつは貨幣である』 |
---|---|
型番 | k0005 |
JANコード | 9784905062028 / 1920036019007 |
区分 | 新品 |
~あらすじ抜粋~ 私は、現在ニューヨークにてファンドマネジャーを生業としている為替や株式の予測をしながら実際の運用に携わっている。予測をする為には、かなり理論的なアプローチをしていかないければならない。その理論として私は、マネタリスト的な立場を採っているから貨幣については実体論ではなきノミナルなものとして考慮している。これもまた、珍しいアプローチと言えよう。このようなノミナリスト的な観点からは「貨幣・言語・宗教」は同一の観念(幻想)上にあると私は考えている。こういう立場から竹取を存分に語ったのが本書である。大竹氏は、『竹取物語』はある意味一種の政治寓話というかあ政治批判の書であってその五人のかぐや姫が要求した宝を探すことにより、五人のモデルがいた当時の政治状況をはっきりと読者に語りかけていると大竹氏は考えている。